外国為替証拠金取引を目指すあなたへ!!  更新日時: 2005年4月10日

外国為替証拠金取引にはメリットがいっぱい!!

■ロールオーバーにより決済の期限を気にしなくてよい
外国為替保証金取引では、ポジションを毎日持ち越し、決済期限を繰り延べるロールオーバー方式が採用されています。ロールオーバーにより決済日を1営業日ずつ繰り延べますので、反対売買をしない限り長期間ポジションを持ち続けることができます。

日本株の信用取引の場合、6ヶ月後には反対売買により決済しなければなりません。(一般信用取引を除く)
この時、自分にとって不利な方向へ株価が動いていたとしても、強制的に決済されてしまいます。これにより、含み損が確定損に変わり、資金的にも精神的にも大きなダメージを受けるのです。さらに、自分が信用期日を迎えようとしている時は、多くの人も同じように信用の期日を迎えることが多く、投売りなども出て、株価が大底を打つ直前ということが少なくありません。ここで、再び同じ銘柄を買えればいいのですが、精神的なダメージにより難しいというのが現実です。その後、株価は反転、上昇してしまい悔しい思いをしたという経験が1度や2度はあるはずです。これは6ヶ月という決済期限があるからです。

外国為替証拠金取引では、決済期限がありませんから、自分に有利な為替レートになるまで、何年でも保有し続けることができます。しかも、その間のスワップポイントを毎日受け取ることができるのです。(ドルを売る場合などは高い金利を払うことになるので1日も早く決済すべきです)
スワップポイントのページでも紹介したように、とにかくドルを買って保有していることが大きなメリットですから、期限がなく持ち続けることができるというのも大きな魅力です。

日本株の信用取引の場合、買いで年2%の金利、売りでも年1%の貸株料が取られるわけですから、含み損を抱えたまま長期に保有するということは、余計な損失となってしまいます。しかし、外国為替証拠金取引は、保有している間ずっと、高い金利を受け取れるわけですから、どんなに長期に保有したとしても決して損にはならないのです。

■ロールオーバーの実際
取引会社によって異なりますが、オリックス証券などでは、ロールオーバーは、ニューヨーク時間の15:00(日本時間5:00、夏時間は4:00)過ぎに行われます。ロールオーバーをすることでポジションの約定レート(ロールオープン価格)は、ロールオーバー時の決済価格にスワップポイントを加減した価格に自動的に変わります。

ロールオーバーには手数料がかからないというのが一般的です。
また、ロールオーバーによる益金は、確定金として計上されますので、ポジションを返済していなくても受渡日には振替出金が可能です。


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